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免許取得の費用は決して安いものではありません。「できれば安く抑えたい!」でも初めての経験なので選び方の基準がわからないですよね。
「安く教習所に通うにはどうすればいいの?」「指定教習所と届出教習所って何が違うの?」この記事ではそんな疑問にお答えします。
さいたま市で普通免許を取ろうとすると、その費用はおおむね20万円~30万円かかります。これは教習スケジュールを決めずに、毎回次回の教習を予約をする、フリープランの料金。最短での取得を目指したり、事前にスケジュールを組むプランにすると、通常はオプションで追加の費用がかかります。
なので20万円~30万円というのは、あくまで目安の相場となりますが、参考にはなると思います。ちなみに、本サイトで掲載させていただいている自動車学校の相場は、25万円前後となっています。
できるだけ費用を抑えて免許をとりたい、そんな人のために安く教習所に通うポイントを解説します。時期で言えば、免許を安く取得したければ4月後半~7月前半、10月~11月に取りましょう。この時期は教習所が1番混むピークの春休みと夏休みのあとで空いているからです。
休み中はみんなが教習所に殺到するので値段は高くなりますが、休み明けは人が少ないので価格が安くなります。他にも届出教習所や合宿で費用を圧縮する方法もありますので次に説明いたします。
指定教習所よりも届出教習所の方が免許を取得するトータルの費用が安くなります。届出教習所は技能教習に1日の上限時間がなく一気に教えられ(指定教習所の場合は上限2~3時間)、学科教習が必須でないので教習料金が安いのが特徴です。
自分で学科の勉強を終えられ、安さや柔軟なスケジュールを重視する方は届出教習所も選択筋として検討してみてはいかがでしょうか?
届出教習所の他に免許を安く取る方法に合宿免許があります。合宿免許が安いのは、同じ期間に多くの教習生を一気にカリキュラムを組み込むことで、教習車の空きや学科の空席を無くし費用を抑えられるから。
一般的な指定教習所が30万円前後かかるのに対し、合宿だと最安で20万円を切る価格の教習所もあります。教習所が比較的空いている期間の5~6月、10~11月で、地方だと安くなる可能性が高いでしょう。早割、友達などとのグループ割なども組み合わせることで、さらにお得になります。
自炊プランは、食事が省かれている自動車教習所のプランです。一般的なプランには、1日2食または3食分の食費が含まれています。しかし、自炊プランは自分で食事の調達が必要になるので、料金から食費分が差し引かれています。別途食費はかかりますが、その分料金はお得で、自炊なら食費も節約できます。なお、キッチンや調理器具は教習所側が用意してくれます。
一方の相部屋プランは、他の実習生と同じ部屋で生活するプランです。通常は実習生一人ひとりに個室が割り当てられますが、相部屋プランは同部屋となるため、料金が抑えられています。ただ、プライベートな空間を確保しづらいので、料金と秤にかけて判断しましょう。コミュニケーションが得意な方や、交流の輪を広げたい方にはおすすめです。
夏休みや冬休みなどは人気のシーズンで料金相場は高めになりますが、そのような長期休暇の期間でも、休暇に入り始める時期や終わり際であれば、比較的安くなることがあります。ただし人気のシーズンのお得なプランですから、当然売り切れも早いもの。長期休暇を利用して合宿免許をとろうとしていて、かつ少しでも価格を安くおさえたいのであれば、長期の休暇を見越して前もって計画を立て、早めに申し込みをするのがポイントです。
車の免許だけでなく、バイクの免許の取得も検討している方には、両方の免許の勉強ができるセットプランもおすすめです。別々に取るより価格も安くなりますし、期間も普通車のATと普通二輪の組み合わせであれば、20日程度しかかかりません。車の免許はATまたはMT、バイクの免許も普通二輪または大型二輪、取りたい方で組み合わせることが可能です。将来的にバイクの免許も取りたいと考えているなら、ぜひ検討してみると良いでしょう。
ATまたはMT免許のどちらを取得するか迷っていて、特にこだわりがないのであれば、ATの方が平均的に15,000~20,000円ほど費用を安くおさえることができます。技能教習の数も3時間ほどATの方が少なく、補習などなくスムーズにいけば、期間的にも2日程度早く卒業することが可能です。
日常的に運転するだけであればATでも問題ありませんから、どちらにするか迷っている、補習分を想定してまでのスケジュールはおさえられない、費用もなるべく安くしたい、という場合は、ATを検討してみてはいかがでしょうか。
教習所のプランを見ると、20歳未満とそれ以上では、金額が違っています。通学するスタンダードなプランであれば、AT、MTともに10,000円ほどの差があり、20歳未満で取る方が安い価格設定です。教習所によっては学生割引などを設けている場合もあります。
社会人になってからよりも学生のうちの方がスケジュールに融通が利きやすいため、将来免許を取りたいと検討している方は、学生時代に通っておくのをおすすめします。
教習所で対応しているクレジットカードのうち、ポイント還元率の高いカードを使えば使用分のポイントを貯めることができます。教習所によってはキャッシュバックやギフトカードなどを設定しているケースがあるので、ぜひ活用したいものです。
たとえばエポスカードは、全国約150ヶ所の教習所で特典が受けられるそうです。クレジットカード払いを検討している方は、自分の使用しているカードにそのような付帯特典がついているかどうか確認してください。また、キャッシュバックを狙って、この機会に還元率の高いクレジットカードの作成を申し込むのも良いでしょう。
教習所内で受ける修了検定や卒業検定、仮免学科試験などを受験する際にも料金が発生します。そのため、不合格だった場合に再試験を受けよう!となると、その分料金が発生してしまいます。
他の方法で価格をおさえられたとしても再試験を繰り返してしまったら、その分の費用がもったいないですよね。
ですから、検定や試験には一度で合格できるよう、しっかりと講習を受けてイメージトレーニングをしたり、修了検定であれば学科試験の教科書を復習したりして、備えておきましょう。
自動車学校が行っているキャンペーンを利用することで、安く通うことができます。通える範囲にいくつか自動車教習所がある場合は、キャンペーンを行っている教習所を選ぶとよいでしょう。
キャンペーンが行われやすい時期は、教習所の閑散期です。自動車教習所の閑散期は、5、6月や10、11月あたりです。大学生や高校3年生が休みになる春休みや長期休暇のタイミングは、教習所が混雑します。予約も取りにくい時期ですので、時間に余裕がある場合は、閑散期を狙って教習を予約しましょう。
自動車教習所に申し込むには、代理店を通して申し込むこともできます。代理店を通すほうが直接入校を申し込むより安くなることがあるので、一度確認してみることをおすすめします。
自動車教習所に申し込める代理店には、大学生協やマルイカード、イトーヨーカドー、インターネットの代理店などがあります。大学生しか利用できない大学生協などでは、数千円安くなることもあるので、比較してみましょう。
自動車教習所によっては、独自の割引や特典を用意していることがあります。よくある割引が、インターネット割りや学割、早割です。インターネットから資料請求や申し込みをしたり、早いタイミングで申し込みをしたりすると、割引が適用されます。学割を行っている教習所も多いので、学生の方は確認しましょう。
そのほかにも、JAFに入会していると受けられる割引や誕生日割引など、お得に申し込める割引・特典があります。これらの割引・特典については、教習上のホームページなどで確認できます。
知り合いや友達がすでに教習所に通っているのであれば、紹介制度を活用しましょう。友達を紹介すると割引を受けられるパターンや、紹介者と入会者がともに割引や特典を受けられるケース、友達と一緒に入校することで割引を受けられるケースなど、さまざまな制度が導入されています。
家族が卒業生の場合に割引を受けられることもあるので、入校の際には紹介制度の有無を確認しておきましょう。
自動車教習所では、さまざまなオプションが用意されています。オプションがなければ基本料金で入校できるので、必要ないオプションはつけないようにしましょう。
オプションには、延長料金が無料になるプランや、休日・夜間に優先的に予約ができるプラン、再検定が無料で受けられるプランなどがあります。
これらのプランがどうしても必要であれば、追加しても良いでしょう。しかし、基本的にオプションをつける必要はなく、どうしても運転が苦手だったり、社会人で教習所に通う時間が限られていたりする人以外は、オプションをつけなくても問題なく通えます。
最低価格保証を使うのもよいでしょう。最低価格保証は、申込先の料金よりも他が安い料金を提示していた場合、申請すれば差額を返金してもらえる仕組みです。例えば申込時の価格が20万円、最安値が17万円だった場合、差額の3万円を返金してもらえます。
どうしても費用を抑えたい場合、一発免許にチャレンジする手段もあります。もし合格に自信があるなら、選択肢に入れてみるのもよいでしょう。
一発免許は、運転免許センターや試験場で直接実技試験と学科試験を受け、自動車免許を取得する方法です。仮免許を取得した後、本免許の実技と学科試験に合格すれば免許が交付されます。自動車教習所へ通わずに済むので、取得費用を節約することが可能です。
ただし、一発免許はハードルの高い手段です。学科試験は勉強すれば対策できますが、実技試験は簡単にいきません。実技試験は合格率が低く、教習所の実習生と同等のレベルの運転技術が問われます。もし不合格になっても再試験は受けられるものの、その都度費用がかかってしまいます。何度も再試験を受けた場合、結局教習所に通ったほうが安かった、という結果にもなりかねません。免許の取得が初めての方は、自動車教習所へ通ったほうがよいでしょう。
【届出教習所】
充実した学科サポート・送迎
AT最安価格 | 社会人: 169,500円 学生: 158,500円 |
MT最安価格 | 社会人: 196,800円 学生: 185,800円 |
無料送迎 | 南与野駅 西浦和駅 |
学科の授業形式 | オンライン授業 DVD学習 |
【指定教習所】
定番の指定カリキュラム
AT最安価格 | 社会人: 286,330円 学生: 275,330円 |
MT最安価格 | 社会人: 299,530円 学生: 288,530円 |
無料送迎 | 東大宮駅、蓮田駅 土呂駅、宮原駅 |
学科の授業形式 | 所内教習 |
※本サイトではさいたま市内にある届出・指定教習所のなかから、公式HPに「社会人料金」「学生料金」についての記載があり、免許なしからの価格が最も安かった自動車学校をピックアップしました(2022年5月12日時点)