自動車学校の繁忙期・閑散期はいつ？

自動車学校に通うのであれば、「サクサク予約を入れてスピーディに免許を取得したい」と考えている人が大多数だと思います。しかし、繁忙期に重なってしまうと1週間に1～2回の実技予約しか取れないケースもあります。

こちらでは、繁忙期と閑散期がいつであるか、閑散期に通うメリットなどを紹介していきます。

自動車学校の繁忙期は年2回あります。この時期は予約を取るのが難しくなるため、免許取得に時間がかかってしまうことが予想されます。

年度の変わりが近づく2月～3月の自動車学校は込み合う時期のひとつです。高校3年生であれば自動車学校へ通える年齢になると同時に受験が終了して春休みに入るタイミング。また、大学生も試験が終わって春休みに入るタイミングです。4月からの新生活に備えて免許取得希望者が殺到します。

夏休みを利用して運転免許を取得しようと学生が殺到する時期です。特に大学生は夏休みが2カ月ほどあるため、自動車学校は非常に混雑して技能教習の予約が取りにくくなるでしょう。

自動車学校には繁忙期がある一方で、通う人が減少する閑散期もあります。中には、入校者を増やすためにキャンペーンや割引料金を打ち出しているところもあり、通常よりもお得・スムーズに講習を受けられる可能性があります。

新生活がスタートして間もない4月～5月は、新しい生活サイクルに追われる人も多く、教習所は比較的空いている傾向にあります。また6月頃は梅雨の時期に入ることで、雨の中の通学を避けたがる人が多いのか、普段よりも教習生が少ない場合があります。

大学生が夏休みを終えた10月～12月も教習所に通う人は減少します。2学期が始まり、新たな課題やイベント、その他の活動が増えて忙しくなるため、教習所への定期的通学が難しくなるためです。

閑散期に自動車学校へ通学できるのであれば、技能講習の予約を自分の都合に合わせて取りやすくなります。その結果、繁忙期の通学に比べて時間をかけずに卒業することが可能です。その他にも以下のようなメリットがあります。

多くの自動車学校では、閑散期の集客を図るために期間限定のキャンペーンを実施することがあります。例えば、QUOカードを入校特典にしたり、お得な割引料金設定にするなどが例として挙げられます。

他にも、別途料金がかかるオプションが割引・無料になったりと、この時期にしか受けられないキャンペーンが用意されています。キャンペーンの内容は各自動車学校によって異なるため、公式HPをチェックしたり問い合わせ時に確認してみるといいでしょう。

閑散期の自動車学校への通学は、メリットがある一方でデメリットもあります。こちらでは、閑散期に自動車学校に通うデメリットについて紹介します。

都市部の教習所ではあまりありませんが、規模の小さな教習所では受講コマ数や教習車の稼働台数を減らしているというケースがあります。閑散期の受講生が少ない中で、教習所側の人的コストを減らすためにそのような対応を取っているところもあるようです。

閑散期を狙った入校・通学はおすすめではありますが、一番大切なことは、自分が免許を取得したいスピード感に合わせて計画的に通い続けられる教習所を選ぶことです。希望に合わせてスケジュールを組んでくれる教習所もあるため、気になることは問い合わせ時によく確認するようにしましょう。